2017年05月28日
【野営11】11回目キャンプ@ワイルドフィールズおじか
キャンプ用品のお店WILD-1が運営するキャンプ場、ワイルドフィールズおじか。モネの絵に出てきそうな、水辺と木陰とそよ風が素敵なキャンプ場でした。
水辺のキャンプ場に行きたくて、以前から気になっていたワイルドフィールズおじかに来ました。なんだか公園の中に泊まっているようなキャンプ場は嫌だったので。水辺か山のど真ん中のキャンプ場が最近お気に入りです。場所は日光と南会津の境の辺りです。
キャンプ場に行く前、まずは未知の場所、南会津へ。キャンプで遠くに行くついでに観光するのが最近の定番。キャンプと観光で2度おいしいです。大概キャンプ場のチェックインは13:00なので、午前中は観光にあてます。茅葺き屋根の街並みが有名な大内宿へ。
それにしても、まんま江戸時代の金持ちな村といった感じで、壮観でした。岐阜の合掌造りで有名な白川郷よりも全体が整っていて、タイムスリップ感はこちらの方が高いです。白川郷は車や細々した現代アイテムが見え隠れしてしまっていて、少し残念なのですが、こちら大内宿はかなり徹底されていました。
道端ではコーラが。
南会津の大内宿は、ネギで食べるそばが有名だそうです。本日の昼食は三澤屋、風情があります。
最初、ネギで食べるそばと聞いて、ネギが入っているそばなのかと思っていましたが、違いました。こうゆうことです。ネギを箸代わりにして食べるそば、ということです。
つまりこうなります。
ネギでそばをすくい、時折薬味としてそのネギをかじり、最終的にはこうなります。興味のある方は是非ご賞味あれ。ちなみにこのお店は人気です。今回は開店前から予約を取り10時のオープンと同時に入店しましたが、普通に来たら相当並びます。帰る頃にはすごいことになっていました。
デザート。これは見た目以上に美味くなかった。残念。
ということで、着きました。キャンプフィールズおじか。WILD-1のキャンプ場です。目的の水辺が素敵です。
まずは管理棟でチェックイン。結構立派で大きな建物です。
本日のサイトはNO.7。一番の水際サイトです。
サイトは広々。隣のサイトがどこなのか、よくわかりません。
反対側は水辺。きれいでのどかです。
サイトに駐車スペースが付いているオートサイトのキャンプ場ではありません。駐車場からはキャンプ場のリアカーを使って荷物を運びます。このスタイルのキャンプ場を使用した事のない方は、とても面倒だと想像するでしょうが、そうでもありません。むしろ、視界に車が入らず、車が走る道もサイトの前にないので、自然のままがぐるりと囲んでいます。このスタイルの方が好きです。
良い木陰と備え付けのテーブル、イスが池の前にあります。折角なので今回はタープを建てない事にしました。木陰の天然タープの方が断然気持ち良いです。
これはもう、完全にタープいらずです。周りに人もいないですし。
テントも逆サイドの木陰に。涼やかです。
最高です。テントをでれば目の前には涼しげな池が。木陰にいると、この季節でもそよぐ風がひんやり心地よいです。
今回はタープもテーブルもセットしなくてよかったので、準備が楽々で、早々と終わってしまいました。ということは、ビール飲んじゃいましょう。ベルギービールです。ベルギーで良く飲んでいた大好きなビールで、日本で買うにはインターネットのマニアックなサイトで買っていたのですが、最近近所の酒屋にも置く様になって、すっかり買いやすくなりました。
ベルギーではビールの銘柄ごとに専用のグラスがあります。メーカーごとではありません、銘柄ごとです。日本で例えるならば、キリンとサッポロで違うグラスで出てくるというレベルではなくて、1つのお店で、プレミアムモルツはプレミアムモルツ専用のグラス、黒ラベル専用のグラス、キリンラガー専用のグラス、一番搾り専用のグラス、スーパードライ専用のグラス・・・といった具合です。絵柄が違うだけじゃなく、形も全く異なります。なのでベルギーのバーにはこれでもかという程のグラスがカウンターの上にぶらさげてあります。これも本日のビール専用のグラスです。で、息子の三ツ矢サイダーが入っています。
ランビックというカテゴリーのビールでベルギーのブリュッセルでのみ醸造されるビールです。ベルギーはお隣ドイツと違って、ビールを醸造するには若干気候がイマイチらしいです。なので、普通のビールとは違って、ベルギーの極一部の地域であまり掃除をしない倉庫で野生の酵母で自然発酵させたのがランビックビールです。これにフルーツを加えます。
ベルギーで色々飲みましたが、Lindemansというブリュワリーのランビックが一番うまいです。左がUSで人気のペシェリーゼ、右が定番のクリーク。桃とさくらんぼです。ベルギーの川辺のカフェで昼間っから飲んでいた時にこんな人を見かけました。気の強そうな背の高くスラっとしたモデル風の若いブロンドベルギー人が、ロマンスグレーのジェントルマンと飲んでいたのがこのリンデマンズのクリーク。その透き通る紅の液体とピンクの泡をスッと飲んでいる姿が、まさに妖艶でした。
うんちくはいいとして、乾杯です。でも、折角のキャンプ場で第3のビールとかはないですよね。飲み干して潰した第3のビールの空き缶なんか、想像しただけで日常感満載で、明日会社に行きたくないって気分になってしまいます。
息子はシャボン玉。
そして川遊び。綺麗な奥さんも入ります。
パンツ一丁ではしゃぐ。
キャンプ日和です。
ここでちょっとキャンプフィールズおじかのトイレをはじめとする設備を探索。トイレを見ればそのキャンプ場のレベルが分かりますが、さすがキャンプ用品店の運営するキャンプ場はしっかりしています。ちゃんとした会社がやっているキャンプ場は間違いないです。無印良品のキャンプ場もツインリンクもてぎのキャンプ場もトイレも設備も綺麗でした。
バーベキュー場。テニスをあまりしないテニスサークルの学生たちが利用するには、小洒落ていて良いのではないでしょうか。
大変立派なコテージです。もはやコテージと言って良いのでしょうか。
標準的なコテージ。といっても、他のキャンプ場で見たらたいそう立派です。
綺麗な奥さんは人が居ない事をいいことに、高級ロッジの偵察に興味津々です。気に入っていました。
ロッジからの眺めも綺麗です。ここでコーヒーを飲みたいですね。
デイキャンプサイト。
サイトから見る管理棟。
管理棟側から見るテントと木立から見るテント。爽やかで良いキャンプ場です。
池でカヌーもできるみたいです。
空も広いです。
一通り探索を終えると、綺麗な奥さんはしばしリラックスタイムです。
では、夕食の仕込みに入ります。今夜はピザです。
ピザ生地を寝かせている間に、明日の朝のコーヒーのために焙煎します。
ダッチオーブンを予熱します。
先ほど寝かせておいたピザ生地を広げます。
ピザソースを塗ってトッピングしていきます。
オニオン、ツナ、マッシュルームを乗せたまでは良かったのですが。
さらにベーコンとチーズをのせ自家製のホットオイルをスプレーしたら、もうてんこ盛りすぎます。でも、これがとってもジューシーでうまいのです。
ダッチオーブンに投入し、しばし待ちます。
焼きあがりました。
今度はフランポワーズとアップルです。ピザは具沢山過ぎてお好み焼きのようになっています。めちゃくちゃ美味いです。
飯の後は焚き火の準備をして。
夜は焚き火を眺め、水辺でゆっくりビールを飲みます。少し涼しい中の炎の暖かさ。美味いビールと気味が悪い程の山のど真ん中の静寂、ではなく山の得体の知れない音が行き渡る暗闇。池の淵から何かが音もなく出てくるかのようです。
翌朝。湖面の反射とゆらめき、風が通り抜ける風景がモネ感出てます。
朝の空気。朝は、じわっと湿っていてまどろっこしいです。それでもキャンプ場の朝は好きです。
朝飯の準備です。スモークウィンナーとジャーマンポテト。
できました。
ただダッチオーブンに入れるだけの料理です。
めちゃくちゃ美味いですけど。
食後のコーヒー。昨日炭火自家焙煎して一晩寝かせたモカシダモG4を挽きます。
エスプレッソで。
illyのカップでいただきます。
キャンプで飲むエスプレッソ、最高です。こうして朝をゆっくり過ごし、キャンプ場から撤収しました。キャンプフィールズおじか、WILD-1のキャンプ場は予想以上にロケーションが優れ、静かであり、落ち着いていて、日頃の喧騒から遠ざかったプライベートキャンプ場でした。まさにプライベートが満喫できる、お茶をするのにぴったりな、人には教えたくないキャンプ場です。
水辺のキャンプ場に行きたくて、以前から気になっていたワイルドフィールズおじかに来ました。なんだか公園の中に泊まっているようなキャンプ場は嫌だったので。水辺か山のど真ん中のキャンプ場が最近お気に入りです。場所は日光と南会津の境の辺りです。
キャンプ場に行く前、まずは未知の場所、南会津へ。キャンプで遠くに行くついでに観光するのが最近の定番。キャンプと観光で2度おいしいです。大概キャンプ場のチェックインは13:00なので、午前中は観光にあてます。茅葺き屋根の街並みが有名な大内宿へ。
それにしても、まんま江戸時代の金持ちな村といった感じで、壮観でした。岐阜の合掌造りで有名な白川郷よりも全体が整っていて、タイムスリップ感はこちらの方が高いです。白川郷は車や細々した現代アイテムが見え隠れしてしまっていて、少し残念なのですが、こちら大内宿はかなり徹底されていました。
道端ではコーラが。
南会津の大内宿は、ネギで食べるそばが有名だそうです。本日の昼食は三澤屋、風情があります。
最初、ネギで食べるそばと聞いて、ネギが入っているそばなのかと思っていましたが、違いました。こうゆうことです。ネギを箸代わりにして食べるそば、ということです。
つまりこうなります。
ネギでそばをすくい、時折薬味としてそのネギをかじり、最終的にはこうなります。興味のある方は是非ご賞味あれ。ちなみにこのお店は人気です。今回は開店前から予約を取り10時のオープンと同時に入店しましたが、普通に来たら相当並びます。帰る頃にはすごいことになっていました。
デザート。これは見た目以上に美味くなかった。残念。
ということで、着きました。キャンプフィールズおじか。WILD-1のキャンプ場です。目的の水辺が素敵です。
まずは管理棟でチェックイン。結構立派で大きな建物です。
本日のサイトはNO.7。一番の水際サイトです。
サイトは広々。隣のサイトがどこなのか、よくわかりません。
反対側は水辺。きれいでのどかです。
サイトに駐車スペースが付いているオートサイトのキャンプ場ではありません。駐車場からはキャンプ場のリアカーを使って荷物を運びます。このスタイルのキャンプ場を使用した事のない方は、とても面倒だと想像するでしょうが、そうでもありません。むしろ、視界に車が入らず、車が走る道もサイトの前にないので、自然のままがぐるりと囲んでいます。このスタイルの方が好きです。
良い木陰と備え付けのテーブル、イスが池の前にあります。折角なので今回はタープを建てない事にしました。木陰の天然タープの方が断然気持ち良いです。
これはもう、完全にタープいらずです。周りに人もいないですし。
テントも逆サイドの木陰に。涼やかです。
最高です。テントをでれば目の前には涼しげな池が。木陰にいると、この季節でもそよぐ風がひんやり心地よいです。
今回はタープもテーブルもセットしなくてよかったので、準備が楽々で、早々と終わってしまいました。ということは、ビール飲んじゃいましょう。ベルギービールです。ベルギーで良く飲んでいた大好きなビールで、日本で買うにはインターネットのマニアックなサイトで買っていたのですが、最近近所の酒屋にも置く様になって、すっかり買いやすくなりました。
ベルギーではビールの銘柄ごとに専用のグラスがあります。メーカーごとではありません、銘柄ごとです。日本で例えるならば、キリンとサッポロで違うグラスで出てくるというレベルではなくて、1つのお店で、プレミアムモルツはプレミアムモルツ専用のグラス、黒ラベル専用のグラス、キリンラガー専用のグラス、一番搾り専用のグラス、スーパードライ専用のグラス・・・といった具合です。絵柄が違うだけじゃなく、形も全く異なります。なのでベルギーのバーにはこれでもかという程のグラスがカウンターの上にぶらさげてあります。これも本日のビール専用のグラスです。で、息子の三ツ矢サイダーが入っています。
ランビックというカテゴリーのビールでベルギーのブリュッセルでのみ醸造されるビールです。ベルギーはお隣ドイツと違って、ビールを醸造するには若干気候がイマイチらしいです。なので、普通のビールとは違って、ベルギーの極一部の地域であまり掃除をしない倉庫で野生の酵母で自然発酵させたのがランビックビールです。これにフルーツを加えます。
ベルギーで色々飲みましたが、Lindemansというブリュワリーのランビックが一番うまいです。左がUSで人気のペシェリーゼ、右が定番のクリーク。桃とさくらんぼです。ベルギーの川辺のカフェで昼間っから飲んでいた時にこんな人を見かけました。気の強そうな背の高くスラっとしたモデル風の若いブロンドベルギー人が、ロマンスグレーのジェントルマンと飲んでいたのがこのリンデマンズのクリーク。その透き通る紅の液体とピンクの泡をスッと飲んでいる姿が、まさに妖艶でした。
うんちくはいいとして、乾杯です。でも、折角のキャンプ場で第3のビールとかはないですよね。飲み干して潰した第3のビールの空き缶なんか、想像しただけで日常感満載で、明日会社に行きたくないって気分になってしまいます。
息子はシャボン玉。
そして川遊び。綺麗な奥さんも入ります。
パンツ一丁ではしゃぐ。
キャンプ日和です。
ここでちょっとキャンプフィールズおじかのトイレをはじめとする設備を探索。トイレを見ればそのキャンプ場のレベルが分かりますが、さすがキャンプ用品店の運営するキャンプ場はしっかりしています。ちゃんとした会社がやっているキャンプ場は間違いないです。無印良品のキャンプ場もツインリンクもてぎのキャンプ場もトイレも設備も綺麗でした。
バーベキュー場。テニスをあまりしないテニスサークルの学生たちが利用するには、小洒落ていて良いのではないでしょうか。
大変立派なコテージです。もはやコテージと言って良いのでしょうか。
標準的なコテージ。といっても、他のキャンプ場で見たらたいそう立派です。
綺麗な奥さんは人が居ない事をいいことに、高級ロッジの偵察に興味津々です。気に入っていました。
ロッジからの眺めも綺麗です。ここでコーヒーを飲みたいですね。
デイキャンプサイト。
サイトから見る管理棟。
管理棟側から見るテントと木立から見るテント。爽やかで良いキャンプ場です。
池でカヌーもできるみたいです。
空も広いです。
一通り探索を終えると、綺麗な奥さんはしばしリラックスタイムです。
では、夕食の仕込みに入ります。今夜はピザです。
ピザ生地を寝かせている間に、明日の朝のコーヒーのために焙煎します。
ダッチオーブンを予熱します。
先ほど寝かせておいたピザ生地を広げます。
ピザソースを塗ってトッピングしていきます。
オニオン、ツナ、マッシュルームを乗せたまでは良かったのですが。
さらにベーコンとチーズをのせ自家製のホットオイルをスプレーしたら、もうてんこ盛りすぎます。でも、これがとってもジューシーでうまいのです。
ダッチオーブンに投入し、しばし待ちます。
焼きあがりました。
今度はフランポワーズとアップルです。ピザは具沢山過ぎてお好み焼きのようになっています。めちゃくちゃ美味いです。
飯の後は焚き火の準備をして。
夜は焚き火を眺め、水辺でゆっくりビールを飲みます。少し涼しい中の炎の暖かさ。美味いビールと気味が悪い程の山のど真ん中の静寂、ではなく山の得体の知れない音が行き渡る暗闇。池の淵から何かが音もなく出てくるかのようです。
翌朝。湖面の反射とゆらめき、風が通り抜ける風景がモネ感出てます。
朝の空気。朝は、じわっと湿っていてまどろっこしいです。それでもキャンプ場の朝は好きです。
朝飯の準備です。スモークウィンナーとジャーマンポテト。
できました。
ただダッチオーブンに入れるだけの料理です。
めちゃくちゃ美味いですけど。
食後のコーヒー。昨日炭火自家焙煎して一晩寝かせたモカシダモG4を挽きます。
エスプレッソで。
illyのカップでいただきます。
キャンプで飲むエスプレッソ、最高です。こうして朝をゆっくり過ごし、キャンプ場から撤収しました。キャンプフィールズおじか、WILD-1のキャンプ場は予想以上にロケーションが優れ、静かであり、落ち着いていて、日頃の喧騒から遠ざかったプライベートキャンプ場でした。まさにプライベートが満喫できる、お茶をするのにぴったりな、人には教えたくないキャンプ場です。
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Posted by akimo at 21:01│Comments(0)
│⑪キャンプ WILD1おじか
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