【レポ113】UNIFLAME(ユニフレーム)ガスランタンUL-X
以前に
8回目キャンプ@オーキャン宝島で使用した時のレポートです。他の記事は
こちら。
ユニフレーム(UNIFLAME) フォールディングガスランタンUL-X クリアモデル
ランタンの購入を検討している方、Colemanのガソリン式のランタンが良いと思います。レトロで哀愁があり、歴史と伝統、風格がにじみ出ています。あのシュポシュポの儀式も非日常な特別感と他のランタンとは違うプレミア感が演出されて、キャンプの良き相棒となる事でしょう。でも、Colemanのガソリン式ランタン以外はランタンに非ず、という人でないのならば、このガス式ランタンが丁度良いと思います。燃料は家庭のカセットコンロと同じカードリッジボンベなので手軽に、それこそカセットコンロと同じ感覚で使えます。
金属の筐体がキャンプに似合います。なんかプラスチック製品はキャンプに馴染まない気がしてしまいます。LEDのランタンとかは、その辺で偽物キャンプ臭がどうしても出て来ちゃう気がします。ちなみにこの状態はボンベを入れていない収納状態です。
明るいうちから火入れ確認をします。もしこの燃えている部分、マントルにダメージがあったとしたら交換する必要がありますが、これが一手間です。新しくマントルを被せたら焼きを入れて上手く丸くなるように形成する必要があります。そんな一手間を暗闇の中でやるのは嫌なので、暗くなる前にランタンは準備しましょう。LED式だって、暗くなってからやれ電池切れだの、やれ調子が悪いだのやっていたら面倒ですし。
ランタンはキャンプ道具の中でも異端な存在です。テントやテーブル、ダッチオーブンなどと違ってこれは精密機械なのです。このアナログでメカメカしい感じがどうもランタンが気になってしまう理由なのでしょう。どうしても気に入ったアイテムが欲しくなってしまいます。
着火を確認できたら、暗くなるまでは火を消して吊るしておきます。山に溶け込みます。ダンディですね。
本末転倒かもしれませんが、個人的には昼間のランタンの方が好きです。夜の出番がくるまでスタンバっているこの感じが。夜になって火を入れてしまえば炎が明るすぎてランタン自体は目立ちません。明るいだけなら最近のLEDの方が高性能なのかもしれません。しかし、こうやって火を入れていない時の存在感はLEDには出せないでしょう。LEDランタンは所詮おもちゃな感じになってしまいます。
辺りが暗くなり、ランタンに火が入りました。
木立がぼんやりと森の中に浮かび上がります。
関連記事