2013年10月18日
【野営07】7回目キャンプ@菖蒲が浜キャンプ場
日光中禅寺湖畔に位置する菖蒲が浜キャンプ場、残念なキャンプ場でした。
前回の大子広域公園グリンヴィラは高級指向のブルジョアキャンパーが圧倒的に多く、センターハウスの売店やロビーや風呂も整っていました。散策コースやコテージ、東屋、隣接する広域公園の巨大滑り台や温水プールといった周辺施設も充実していました。それに対し、今回の菖蒲が浜キャンプ場はというと。

非常に残念でした。もっと出来る子なのに。



ロケーションは申し分ありません。小さな湖を望む無印良品のカンパーニャ嬬恋よりも、富士山を真っ正面に据えたふもとっぱらキャンプ場よりも、もっと美しく幻想的な場所に位置しています。ロケーションは今までのキャンプ場でダントツNO.1でした。





リゾートというよりも、神秘的な中禅寺湖です。

抜群なロケーションなのですが。これから残念だと感じた点を幾つか。まずセンターハウス。建物が大きいとか新しいとかそんなものを望んでいる訳ではありません。対応が親切でありがとうございますと口からでるようなセンターハウス。ただそれだけなんですが。従業員というか、受付の方というか、キャンプ場の人だなって中年のおじさん達が入り口に並べられたイスに座りたむろってる感じです。

センターハウスとは少し離れた場所にある売店です。何故だか近寄りがたいガラガラの喫茶店の様な雰囲気を漂わせており、結局中には入りませんでした。

中学生などが学校行事でこのキャンプ場を使用することもあり、トイレは大型の建物でしっかりしていますが清潔感がイマイチ足りない状態です。

常設の古びた学校行事用というか災害対応用テント。
人気のキャンプ場は数ヶ月前でないと予約が埋まってしまいますので、そんなキャンプ場には自然とキャンプを全力で満喫しようとする人、キャンプが本当に好きな人が集まります。なので人気キャンプではキャンプアイテムの見本市さながら魅力的なアイテムだらけな状態になります。対して、ここ菖蒲が浜キャンプ場は予約がいりません。なので比較的お手軽キャンパー、週末晴れるっぽいからキャンプでも行ってみるか的な人達もいます。snow peakやColemanを使っている人もいましたが、あまり見ないようなメーカーの道具も結構見受けられ、ちょっと軽装備すぎるのではというサイトもありました。左隣のイカツイ若い兄ちゃんファミリーキャンパーは終始テクノを鳴らし、イベントなどで使う骨組み式の簡易タープを使用していましたが、朝には吹き飛ばされ骨組みだけになっていました。

そんなところで、菖蒲が浜キャンプ場はオートキャンプ場ではありません。どういうことかというと、駐車場とキャンプサイトが離れています。荷物は備え付けのリアカーで運びます。予め電話でチェックインの時刻を訪ねた時は13:00との回答でしたが、色々調べてみるとどうも早くからチェックイン出来る様子。朝からチェックイン出来るとの情報もありましたが、この日は10:00よりチェックイン可能となりました。チェックインを済ませると、まずはこの立て看板の前でリアカーの順番待ち。リアカー数台に対し、キャンパーの数は圧倒的に多いので、待ちます。30分くらい待ったでしょうか。混んでいる時間帯はもっと待つでしょう。並ぶの分かっているのだからリアカーくらいもっと用意すれば良いのにと思います。こんなところも菖蒲が浜キャンプ場がイマイチなところです。

リアカーを手に入れたら、向こうに見える駐車場で荷物積み込み運びます。この駐車場も残念で、圧倒的に駐車台数が少ないです。なんでも前日の雨で湖の水位が上昇し、普段駐車スペースとして使用しているところが水没しているとの事です。というか、そんな所に停めておいて夜中に大雨が降っちゃったら朝には車が水没しているということでしょうか。やはり微妙なキャンプ場です。




橋を渡りキャンプ場へ入ります。奇麗な水には魚の姿があります。景色は素晴らしいのですが。




吊り橋を渡ります。

ここを抜けます。

ここからがキャンプサイト。ということで、それなりに距離があります。この奥や湖畔にもテント設営可能なエリアがあります。

で、早速建込み完了の図です。折角湖畔のキャンプ場に来たのだからということで、おもいっきり湖の際に建込みました。

タープのペグはもやは水にちゃぷちゃぷしたっている感じです。右隣のキャンパーはここからカヌーで漕ぎ出して行きます。贅沢な遊びですね。


テントとタープには札を付けます。

準備完了です。今回初投入のUNIFLAME(ユニフレーム) BIGタープ 8×6。デカいです。タープの中にテントが建込めます。これで雨が降ってもタープだけ濡れてテントは無事、雨撤収の労力も半減となる事間違い無しです。

準備が整ったら早速食事の支度。今回は新しいシステムに取り組みました。今までキャンプでの朝食は、翌朝になってから火を熾し調理をしていました。今回は翌朝をゆったり過ごす目的で朝にはもう火を熾さないようにしようというシステムにチャレンジしました。なので、まず翌朝用のカンパーニュを焼きます。

待つ事しばし。

同時進行で昼食の準備。今回はパンはパンでもあんぱんに挑戦です。キャンプで焼くパンはこんなに美味いんだから、さらにあんぱんにしちゃったらもっと美味いんじゃないかという発想です。出来立てのあんぱんはきっとあんこがアツアツで、むしろあんまんみたいなイメージになるのでしょうか。

特にあんぱんのレシピを事前に調べていた訳でもないので、キレイな奥さんとああだこうだ言いながらイメージで作って行きます。

あんぱんと言えばゴマ。乗るだけ乗っけます。

残ったあんこをダイレクトに食い尽くしています。なぜだかこういうのは美味しく感じてしまいます。湖畔で眺めも最高ですし。

と言っている間に翌朝用のカンパーニュ完成。

休んでいる場合ではありません。どんどん行きます。すぐにあんぱんと入れ替えです。


と言っても、焼いている間は慌ててもしょうがないのでビールでも飲みながら待ちます。キャンプの良い所は昼間から酒が飲めるところです。

なんか読んでいます。

湖畔のキャンプものんびり出来て良いものです。

完成です。


見た目通り、間違い無く美味いです。焼きたてはあんこのアツアツもそうですが、ゴマにも熱が入って炒りたてのような香ばしい香りが広がり、焼きたてパンの風味を一層引き立てます。これは美味いです。

食事の支度ばかりしていたら、もう薄暗くなりはじめました。最近めっきり日が短くなってきました。

なので、夕食のピザの準備です。

息子と奥さんが手分けしてパッパパッパと具材をトッピングしていきます。

また待ちです。




日が暮れ始めました。対岸の灯りが湖面でゆらめいています。湖畔のキャンプも時間がゆっくり過ぎて行き良いものですね。

完成。ダッチオーブンで作る炭焼きベーコンシーチキンピザ。

こんがり焼けたチーズはビールに最高です。至福のひととき。あと、シーチキンもピザに良く合います。日本人的なテイストのピザになります。なんでしょうか、魚貝の風味というか、アサリのだしが効いているような味になり、ジューシーなのにさっぱり感が出てきます。何より手軽なのが魅力的です。ペペロンチーノを作る時も多めのオリーブオイルとホットオイルでニンニクを炒め、そこにベーコンに加えシーチキンも投入すると、ペペロンチーノ本来の塩味が引き立ちます。


食事も終わるとすっかり夜です。ローチェアに座り焚き火を囲みます。

夜になり湖面に揺れる灯りは、よりハッキリ映し出され、これを眺めつつ息子に学校の出来事を今までに無いくらいたくさん話してもらいました。息子には悪いですが、どんな内容を話したのかすっかり忘れてしまいましたが、楽しかったのは覚えています。

翌朝。えらいことになっています。夜中に湖から猛烈な風が吹き付けタープのポールが倒れてしまいました。またポールを立てたところで倒れる可能性があったので、タープを地面に直接ペグダウンしたところ、この様な状態になっています。湖畔キャンプあなどるべからずです。通常のキャンプ場とは違い、湖から吹き付ける風に対し、遮る木などが何もないのですから。

でも、一応これだけの空間は確保できています。さすが巨大タープだけあります。天候が悪化したとしても、テントの中に留まり続けなくても濡れずに過ごせます。

ポールが倒れた時に外に出てしまったローチェアは濡れてしまいましたが。


風がおさまったので再びタープのポールを立てましたが、雨のせいで水かさが増し水との距離がさらに縮まりました。

朝食です。昨日焼いたドライフルーツミックス入りのカンパーニュを頂きます。とここで問題発覚。中心部分に生の部分が残っていました。あまりにも外がこんがり美味しそうに焼き上がっていたので中心部分まで焼けているかの確認を怠りました。焼けている部分だけを食べて、あとは家に帰って電子レンジで再加熱です。しかし、焼けている部分は実に美味しく、ライ麦の風味がたまりませんでした。これはまた作りたいです。朝食を済ませたら中禅寺湖を眺めしばしのんびり。

撤収です。リアカーにて吊り橋を渡ります。
しかし、もったいないキャンプ場でした。今まではキャンプ場はロケーションが全てだと思っていましたが、その考えが覆されたキャンプとなりました。
前回の大子広域公園グリンヴィラは高級指向のブルジョアキャンパーが圧倒的に多く、センターハウスの売店やロビーや風呂も整っていました。散策コースやコテージ、東屋、隣接する広域公園の巨大滑り台や温水プールといった周辺施設も充実していました。それに対し、今回の菖蒲が浜キャンプ場はというと。

非常に残念でした。もっと出来る子なのに。



ロケーションは申し分ありません。小さな湖を望む無印良品のカンパーニャ嬬恋よりも、富士山を真っ正面に据えたふもとっぱらキャンプ場よりも、もっと美しく幻想的な場所に位置しています。ロケーションは今までのキャンプ場でダントツNO.1でした。





リゾートというよりも、神秘的な中禅寺湖です。

抜群なロケーションなのですが。これから残念だと感じた点を幾つか。まずセンターハウス。建物が大きいとか新しいとかそんなものを望んでいる訳ではありません。対応が親切でありがとうございますと口からでるようなセンターハウス。ただそれだけなんですが。従業員というか、受付の方というか、キャンプ場の人だなって中年のおじさん達が入り口に並べられたイスに座りたむろってる感じです。

センターハウスとは少し離れた場所にある売店です。何故だか近寄りがたいガラガラの喫茶店の様な雰囲気を漂わせており、結局中には入りませんでした。

中学生などが学校行事でこのキャンプ場を使用することもあり、トイレは大型の建物でしっかりしていますが清潔感がイマイチ足りない状態です。

常設の古びた学校行事用というか災害対応用テント。
人気のキャンプ場は数ヶ月前でないと予約が埋まってしまいますので、そんなキャンプ場には自然とキャンプを全力で満喫しようとする人、キャンプが本当に好きな人が集まります。なので人気キャンプではキャンプアイテムの見本市さながら魅力的なアイテムだらけな状態になります。対して、ここ菖蒲が浜キャンプ場は予約がいりません。なので比較的お手軽キャンパー、週末晴れるっぽいからキャンプでも行ってみるか的な人達もいます。snow peakやColemanを使っている人もいましたが、あまり見ないようなメーカーの道具も結構見受けられ、ちょっと軽装備すぎるのではというサイトもありました。左隣のイカツイ若い兄ちゃんファミリーキャンパーは終始テクノを鳴らし、イベントなどで使う骨組み式の簡易タープを使用していましたが、朝には吹き飛ばされ骨組みだけになっていました。

そんなところで、菖蒲が浜キャンプ場はオートキャンプ場ではありません。どういうことかというと、駐車場とキャンプサイトが離れています。荷物は備え付けのリアカーで運びます。予め電話でチェックインの時刻を訪ねた時は13:00との回答でしたが、色々調べてみるとどうも早くからチェックイン出来る様子。朝からチェックイン出来るとの情報もありましたが、この日は10:00よりチェックイン可能となりました。チェックインを済ませると、まずはこの立て看板の前でリアカーの順番待ち。リアカー数台に対し、キャンパーの数は圧倒的に多いので、待ちます。30分くらい待ったでしょうか。混んでいる時間帯はもっと待つでしょう。並ぶの分かっているのだからリアカーくらいもっと用意すれば良いのにと思います。こんなところも菖蒲が浜キャンプ場がイマイチなところです。

リアカーを手に入れたら、向こうに見える駐車場で荷物積み込み運びます。この駐車場も残念で、圧倒的に駐車台数が少ないです。なんでも前日の雨で湖の水位が上昇し、普段駐車スペースとして使用しているところが水没しているとの事です。というか、そんな所に停めておいて夜中に大雨が降っちゃったら朝には車が水没しているということでしょうか。やはり微妙なキャンプ場です。




橋を渡りキャンプ場へ入ります。奇麗な水には魚の姿があります。景色は素晴らしいのですが。




吊り橋を渡ります。

ここを抜けます。

ここからがキャンプサイト。ということで、それなりに距離があります。この奥や湖畔にもテント設営可能なエリアがあります。

で、早速建込み完了の図です。折角湖畔のキャンプ場に来たのだからということで、おもいっきり湖の際に建込みました。

タープのペグはもやは水にちゃぷちゃぷしたっている感じです。右隣のキャンパーはここからカヌーで漕ぎ出して行きます。贅沢な遊びですね。


テントとタープには札を付けます。

準備完了です。今回初投入のUNIFLAME(ユニフレーム) BIGタープ 8×6。デカいです。タープの中にテントが建込めます。これで雨が降ってもタープだけ濡れてテントは無事、雨撤収の労力も半減となる事間違い無しです。

準備が整ったら早速食事の支度。今回は新しいシステムに取り組みました。今までキャンプでの朝食は、翌朝になってから火を熾し調理をしていました。今回は翌朝をゆったり過ごす目的で朝にはもう火を熾さないようにしようというシステムにチャレンジしました。なので、まず翌朝用のカンパーニュを焼きます。

待つ事しばし。

同時進行で昼食の準備。今回はパンはパンでもあんぱんに挑戦です。キャンプで焼くパンはこんなに美味いんだから、さらにあんぱんにしちゃったらもっと美味いんじゃないかという発想です。出来立てのあんぱんはきっとあんこがアツアツで、むしろあんまんみたいなイメージになるのでしょうか。

特にあんぱんのレシピを事前に調べていた訳でもないので、キレイな奥さんとああだこうだ言いながらイメージで作って行きます。

あんぱんと言えばゴマ。乗るだけ乗っけます。

残ったあんこをダイレクトに食い尽くしています。なぜだかこういうのは美味しく感じてしまいます。湖畔で眺めも最高ですし。

と言っている間に翌朝用のカンパーニュ完成。

休んでいる場合ではありません。どんどん行きます。すぐにあんぱんと入れ替えです。


と言っても、焼いている間は慌ててもしょうがないのでビールでも飲みながら待ちます。キャンプの良い所は昼間から酒が飲めるところです。

なんか読んでいます。

湖畔のキャンプものんびり出来て良いものです。

完成です。


見た目通り、間違い無く美味いです。焼きたてはあんこのアツアツもそうですが、ゴマにも熱が入って炒りたてのような香ばしい香りが広がり、焼きたてパンの風味を一層引き立てます。これは美味いです。

食事の支度ばかりしていたら、もう薄暗くなりはじめました。最近めっきり日が短くなってきました。

なので、夕食のピザの準備です。

息子と奥さんが手分けしてパッパパッパと具材をトッピングしていきます。

また待ちです。




日が暮れ始めました。対岸の灯りが湖面でゆらめいています。湖畔のキャンプも時間がゆっくり過ぎて行き良いものですね。

完成。ダッチオーブンで作る炭焼きベーコンシーチキンピザ。

こんがり焼けたチーズはビールに最高です。至福のひととき。あと、シーチキンもピザに良く合います。日本人的なテイストのピザになります。なんでしょうか、魚貝の風味というか、アサリのだしが効いているような味になり、ジューシーなのにさっぱり感が出てきます。何より手軽なのが魅力的です。ペペロンチーノを作る時も多めのオリーブオイルとホットオイルでニンニクを炒め、そこにベーコンに加えシーチキンも投入すると、ペペロンチーノ本来の塩味が引き立ちます。


食事も終わるとすっかり夜です。ローチェアに座り焚き火を囲みます。

夜になり湖面に揺れる灯りは、よりハッキリ映し出され、これを眺めつつ息子に学校の出来事を今までに無いくらいたくさん話してもらいました。息子には悪いですが、どんな内容を話したのかすっかり忘れてしまいましたが、楽しかったのは覚えています。

翌朝。えらいことになっています。夜中に湖から猛烈な風が吹き付けタープのポールが倒れてしまいました。またポールを立てたところで倒れる可能性があったので、タープを地面に直接ペグダウンしたところ、この様な状態になっています。湖畔キャンプあなどるべからずです。通常のキャンプ場とは違い、湖から吹き付ける風に対し、遮る木などが何もないのですから。

でも、一応これだけの空間は確保できています。さすが巨大タープだけあります。天候が悪化したとしても、テントの中に留まり続けなくても濡れずに過ごせます。

ポールが倒れた時に外に出てしまったローチェアは濡れてしまいましたが。


風がおさまったので再びタープのポールを立てましたが、雨のせいで水かさが増し水との距離がさらに縮まりました。

朝食です。昨日焼いたドライフルーツミックス入りのカンパーニュを頂きます。とここで問題発覚。中心部分に生の部分が残っていました。あまりにも外がこんがり美味しそうに焼き上がっていたので中心部分まで焼けているかの確認を怠りました。焼けている部分だけを食べて、あとは家に帰って電子レンジで再加熱です。しかし、焼けている部分は実に美味しく、ライ麦の風味がたまりませんでした。これはまた作りたいです。朝食を済ませたら中禅寺湖を眺めしばしのんびり。

撤収です。リアカーにて吊り橋を渡ります。
しかし、もったいないキャンプ場でした。今まではキャンプ場はロケーションが全てだと思っていましたが、その考えが覆されたキャンプとなりました。
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